Shujima Blog

Apple製品,技術系の話をするブログ

Ubuntu 18.04 US配列に変更する(Parallels on US-MacBook)

環境

18.04を新規インストールした状態.最初から日本語化されており,日本語入力もできた. しかしながら,記号の配置がJISキーになっており,USキー入力できない記号もある状態. USキー配列に変えるために以下のように操作した.

方法

この方法の弊害

Ubuntu18.04では,標準の入力メソッドとしてIBusが設定されています.IBusでキーボードなどをいじる設定がわからなかったので,fcitxを新たにインストールして,IBusの代わりに使っています. 概ね問題なく使えていますが,ソフトウェアを検索して起動する(Launchpadのような)画面で,日本語入力ができなくなります. これの回避方法がわかりません.

IBusの詳細な設定が可能であれば,IBusのまま使うべきなのでしょう.

1. fcitxのインストール

$ sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc
$ im-config -n fcitx

このコマンドを入れるのを忘れると,fcitxを開いても入力メソッドが何も表示されない.

そして再起動

$ sudo reboot

2. fcitxの設定

f:id:masa_flyu:20180816173555p:plain

(検索するなどして)fcitx設定を開きます.

f:id:masa_flyu:20180816160624p:plain

画像のように, 入力メソッドを * キーボード -英語(US) * Mozc となるように,ウィンドウ左下の「+」や「-」で追加・削除し,「∧」や「∨」で順番を変えます.

その後,「Mozc」メソッドを選んだ状態で,ウィンドウ左下,左から5番目にある設定のボタンを押します. f:id:masa_flyu:20180816173202p:plain

そして,キーボードレイアウトを英語(US)に変更します.

3. 入力メソッド切り替えのショートカットキー

この設定はお好みで.私は左右のコマンドキーで英数・カナをそれぞれ切り替える方式です.

先ほどまでと同じくfcitx設定で「全体の設定」タブを開きます.

その後左下にある「Show Advanced Options」を選択し,画像のようにキーの設定を変換します.

4. 地域と言語設定の変更

この設定をすることで,ソフトウェアを検索して起動する(Launchpadのような)画面で英語を正常に入力できるようになります.一方で日本語が入力できなくなります.

f:id:masa_flyu:20180816174106j:plain 設定を開きます.

f:id:masa_flyu:20180816174143p:plain

地域と言語メニューを開き,入力ソースを英語(US)だけにします.

以上です.

参考

qiita.com

www.fabshop.jp

gihyo.jp

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