結論を先に.
Command + R では無く, Option(Alt) + Command + R
顛末
愛用しているMacBook Pro Late 2013 (13インチ).
新しもの好きな僕としては,最新OSはPublic Betaの段階からインストールしてしまう.OS X El CapitanのときもSIP (System Integrity Protection)の問題など,何も考えずに真っ先にインストールした.
しかし広く公開されているSIP無効化手順
①Command + RでOS Xユーティリティ起動
②メニューバーよりターミナル起動
③「csrutil disable」を打つ
をしたところ
「Success」などの単語は無く「Command not found」という冷たい文字が出てくるのみ.2015年当時は何度調べても,何度やり直しても同じことを繰り返すのみ.
Late 2013は古すぎてコマンド自体が存在しないのかな??という曖昧な結論を得て,結局そのまま放置して1年半経ってしまった.
最近職場のiMac Late 2009のSIPを解除する必要が出た.7年も前のMac,一筋縄ではいかないだろうと思ったが,いたって普通に解除できた.
そこから疑問に思い,軽く調べたところとてつもなく簡単に解除できた.
原因:Command + Rでは,古いバージョンの「ユーティリティ」が起動する場合がある
さらなる原因:Bootcampなどでパーティションが分かれているときに,ユーティリティのある領域が古いまま保たれてしまう??(よくわかってない)
解決策:Mac起動直後りんごマークが出る前にOption(Alt) + Command + Rを長押しし続ける。地球のようなマークが出てきたらOK。最新版の「macOS ユーティリティ」をインターネット経由でダウンロードするので環境にもよるが起動まで長時間かかる。起動後は通常通りターミナルで「csrutil disable」を入力する.
こんな簡単なことだったとは...